バイクで多く起こる「鍵折れ」ですが、実はバイクだけでなく車でも十分に起こり得る鍵のトラブルです。 車の鍵も使用するにつれ摩耗し、疲労していくので、ある日を境に鍵がポキッと折れてしまうことは珍しくありません。 それもほんの少しの力で折れてしまいます。 そしてその折れが鍵を差し込んだ時に起きてしまうと厄介な事態ですね。 今回は、日光市で車の鍵が運転席側のドアの差し込み口で折れてしまったという事例です。 ご連絡を受けて到着したのは、閑静な住宅街にあるご自宅です。 どうやらご家族でこれからお出かけというときに、鍵を差し込んだ際に折れてしまったそうです。 幸いご主人は鍵折れの際、無理に引き抜こうとするとシリンダーを傷つけてしまうことをご存知だったのですぐに私たち鍵の救急隊にご連絡をくれました。 問題の鍵を見てみると、鍵の丁度真ん中あたりで折れたようですが、問題ありません。 鍵抜きは先端のみが折れるなどよほどの事態でない限り、抜くことが出来ます。 さっそく作業に取り掛かり、鍵抜き自体は20分程度で完了しました。 私もご家族の貴重なお時間を無駄にしてはいけないと思い作業を急いでしました。 次に折れ鍵の作製です。もしもこれがスマートキーであればお時間を120分程度いただくところでしたが、鍵は通常のものなので40分で作製完了。 ご主人様はご家族で外出が出来ると喜んでおられました。 皆さんも鍵折れした際には、ご自身でどうにかしようとせず、必ずすぐに鍵の救急隊をお呼びください。 無理に鍵を抜こうとすると、内部のシリンダーを傷付け交換しなくてはならない場合があります。 そうなると時間も費用も多くかかってしまうため、お客様の望むところではないかと思います。 また、長年使用した車の鍵は非常に折れやすくなっています。 もしも10年以上、いや5年以上使用している鍵でしたら十分に注意しましょう。 鍵折れが起こる前に新しく作製することをオススメしたいと思います。