塩谷町に住んでいるという50代の女性のお客様から「玄関ドアの鍵が折れてしまったので交換して欲しい」とお電話が入りました。お電話を下さったのは、奥様からでした。買い物から戻り、鍵を挿し込んだ時、渋くて無理に鍵を回していたら折れてしまったそうです。元々、ご主人様と、玄関の鍵を近々交換しようと相談していたそうなので、防犯性の高い鍵に交換したいというご要望です。鍵のメーカーを確認して、用意できるシリンダーを調べてから見積もりを出しました。ご自宅に入れなくて困っているということなので、すぐにご自宅にお伺いしました。 先ずは、折れた鍵を取り出して、ピッキングで玄関の鍵を開けます。次にドアのフロント部分の刻印がADと確認することができたので、使用可能なシリンダーを用意します。今回使用するのは、GOALのV18という高性能シリンダーです。このシリンダーは、高精度の18本ピンによって120億通りの鍵違いと、ピッキングなどの不正開錠防止に優れているのが特徴です。室内側からドライバーを使ってサムターンを外していきます。シリンダーが外れたら、新しいシリンダーを取付けます。動作確認をして、お客様に作業内容を確認して頂き、作業は10分もかからずに終了することができました。

先日、塩谷町のお客様から「玄関ドアの鍵が折れてしまったので交換したい」とのご相談を受けましたので、交換作業をして参りました。 お客様宅に到着して、玄関ドアの鍵穴を覗き込みますと、奥の方に折れた鍵が残っています。目視するかぎりでは、特殊な工具を使えば何とか抜けそうです。しかし、ここで一つ問題がありました。鍵穴の内部がかなり変形しているのです。お客さまに伺うと、ご自身で折れた鍵を抜き出そうとして、マイナスドライバーなどを挿し込んだそうです。そのため、形状が変わってしまったのでしょう。プロの鍵屋の目からみて、このまま使うのは防犯上不安です。その旨をお客さまにお伝えしたところ、以前から鍵穴が引っかかるような感触があったので、この機会にシリンダーごと交換したいとのことです。そこで、GOALのV18シリンダーを新しく取り付けることになりました。こちらの商品なら、お客様宅の玄関ドアの規格とぴったり合いますし、防犯性や操作性にも優れているので、今後使用していくうえで安心です。今回のお客様のケースでは、鍵が中折れしたのは開錠後だったので、シリンダーの交換も簡単です。到着して20分後には交換作業が完了となりました。 鍵は毎日使うものですから、鍵や鍵穴内部が経年劣化していくことはよくあります。鍵を挿し込んで違和感があるようなら、交換のシグナルかもしれません。そんなときは、是非とも鍵屋にご連絡下さい。